サービスには、
今日はいいことなかったなあ、
で終わりそうな日を、
一発で引っくり返せるちからがある。
誰かにとって、
今日いちばんの
よろこびになることがある。
誰かにとって、
毎日のエネルギーに
なることがある。
それが、私たちが目指す、
心遣いのちから。
サービスのちから。
いっぽうで、
サービスは消耗品
という人もいます。
商売のためのツール、
という人もいます。
たしかに、
たくさんの商品や接客に
触れ続ける毎日の中では、
日常の、ごく当たり前の、
ありふれたできごと。
お金をだせば、自販機でも出てくる。
それくらいのもの、かもしれません。
そこに、ほんの少し、
こころ遣いを添えてみる。
こころを、遣いに出すのです。
相手のこころに、
自分のこころを向け、
おもんばかり、
理解する。
お手軽、簡単、機能的。
そんなことばかり優先される世の中で、
あえてのひと手間、ひと工夫が、
期待のほんのすこし上をいく。
想定外のできごとに出会ったとき、
人のこころの温度は、あがる。
こころを遣う仕事は、
人間にしかできない。
あたたかなこころの重なりが、
あたたかな世の中をつくると信じています。
こころを、あげる。