採用担当の安中です。本日は、同じ採用部署の仲間として日々一緒に仕事をしている私の先輩、下村さんにインタビューを行いました!インタビュー内では、圓陣に中途入社をされた経緯や、採用の仕事を学ぶにあたり大切にしていたこと、そして学生と接する際に心がけていることをお話いただきました。是非、最後までご覧ください!
下村桜(しもむら・さくら)人財開発部
広島生まれ香川育ち。大学は理学部生物学科に所属し、生物科目の教員を目指していた。卒業後は塾講師として就職。高校生の理系をメインに幅広い年代の学生と関わっていた。その後株式会社圓陣に入社、今年で4年目。現在は主に勤怠管理と新卒採用に従事。勤怠面では全社員のタイムカードやシフトの管理、採用では関西エリアの担当として選考に関する業務と新入社員研修に携わっている。
ーー本日はどうぞよろしくお願いします!!
こちらこそ、よろしくお願いします!なんだか緊張しますね…!少しでも私下村という人間が伝わるように、想いを存分に伝えていきたいと思います!
環境の変化、変わらない自分の想いに気づく
ーーまず初めに、前職で行っていた仕事内容と退職理由を教えてください。
前職は塾講師として、小中高と幅広い年代の生徒さんに理系科目を教えていました。また、親御さんとの面談や長期休暇に実施する特別授業の企画・運営も行っていました。退職理由は、単純に言うとブラックだったからです。夜11時まで勤務をし、次の日は朝の9時に出社をしたり、休日も出勤をするといった勤務体系を続けていました。その為、塾講師という仕事や誰かに何かを教えることは好きだったのですが、この環境で働き続けていたら自分の身体がもたないと思い転職を決めました。
ーーなぜ圓陣に入社を決めたのですか?
転職活動をする時、『とにかく次は座ってできる仕事がしたい』と、安易な考えから事務職の仕事を探していました。ですが、なかなか転職活動はうまくいかず思い悩んでいた時に「圓陣」という会社に出会いました。募集職種が事務だったこと、そして勤務地が私の希望と一致していたことから選考を受けることに決めました。当時選考の面接を担当してくださったのは、今の上司にあたる山本さんでした。圓陣の社員だったら誰でも分かると思うのですが、山本さんってすごく親身になって話を聞いてくれるじゃないですか!当時の私からするとそれが本当に新鮮で、特別な印象を持ったことを覚えています。なぜならば、これまで受けてきた面接はテンプレートのような質問であったり、典型的な形式がほとんどだったからです。ですが、山本さんの面接では、今まで行ってきた塾講師の経験をお話しすると、「その経験めっちゃ武器だよ!実は採用担当って仕事があるんだけど、下村さんのそのスキル活かせると思ったの!どうかな?」と声をかけてもらったんです。その言葉を聞いた時、『企業側から募集している職種以外を提案してくれることってあるんだ』と思い『なんか面白い!』と感じました。また、これまでの経験を活かすチャンスをいただけたことが、とても嬉しかったです。そんな流れから、採用という仕事にも興味を持ち始め、事務職と採用担当という職種で圓陣に入社をすることを決めました。
ーーその中で、どうして「採用担当」という仕事に興味を持ったのですか?
人と話すことや、人に何かを教えることが好きだからだと思います。人と関わる中で何かを提供し、それを喜んでもらえたら、とても嬉しくなるんですよね。でも、前職を辞める時に『もうこういう仕事はせず、事務をやろう』と固く決めていました。にも関わらず、面接時に採用担当の話をしていただき人と深く関わる仕事に対して率直に興味を持ち、改めて自分って『こういう仕事好きなんだな』と再認識しました。仕事をする上で自分らしさを大切にする想いに改めて気づくことができ、面接を担当してくださった山本さんにはとても感謝をしています。
ゼロからのスタート
ーー前職で経験のなかった採用担当という仕事ですが、どのように学んでいったのですか?
とにかく見よう見まねでやっていましたね。当時は何も知識がない・分からないところからのスタートだったので、とにかく吸収しなくちゃという想いでした。また、入社当初から私と一緒に関西エリアの採用を担当している前田さんも、元々採用に関わっていた方ではなかったので、素人2人が一生懸命考えながらという感じで進めていました。
その為、採用責任者の山本さん、主に関東エリアを担当している國崎さん、そして前田さんから日々多くのことを学び、鍛えてもらっていました!時には、そんなことする!?といった無茶ぶりもありました。笑 忘れもしないのが、私が初めて採用イベントに参加をした時のことです。当日は前田さん、國崎さん、私の3人で参加をしました。その日はプレゼンをする時間が複数回あり、初めの2回を國崎さんが行ったんです。そうしたら突然「よし!今の見てたからできるでしょ、やってごらん!」と國崎さんから言われたんです!あの時は正直、『ええぇ…!!まじか!』ってなりました。笑
ーーそんな無茶ぶりをされた時はどんな想いだったんですか?
私、結構負けず嫌いなんですよね!笑 なので、「できるやろ?」って言われたら「やってやる!」って想いが強かったんです。あとは、そんな言葉をかけてもらえるということは、自分はできるって思われているからだと思うんです。なのでそう言ってもらえることが単純に嬉しかったですし、私はそれに応えたいな!と思っていました。私自身、結局やらないとできないタイプなので、『とにかくやったろう!』と自分を奮い立たせていましたし、今もその想いは変わりません。
▲今では慣れた様子でプレゼンをする下村さん!(カッコいい…!!)
面白いことへの追求
ーー採用の仕事をする上で心がけていることはありますか?
心がけていることは、面白いことをすることです!
この仕事を行う上で大事にしていることは、どれだけ印象に残るか…ということです。私たちのような中小企業はこの世に数多くあります。その中で圓陣という会社を見つけ興味をもってくれた方に対して、どれだけ印象を与えられるか、なんかこの会社面白いなと思ってもらえるかが大事だと思っています。その為、何かをするとなったら他とは違うことをしたいですし、そこには面白さが必ずあるように心がけています。
ーーどうして「面白いことをしたい」と思うようになったのですか?
それは前田さんの影響が大きいです!前田さんって本当に同じことをしたくない方なんです!私が学生だった時の話になるのですが、会社説明会って一方的に話を聞くので眠くもなりますし、正直つまらないなって感じたことが結構多かったんです。きっとそれは企業の説明会がテンプレ化し、何度も行う説明会の一回にすぎないと感じていたからだと思います。ですが、学生にとってその説明を聞くのは初めてであるので、そんなことは言ってられませんよね。私自身採用担当になって気づいたことがあるのですが、説明会に参加をする学生は毎回異なる為、企業側にとっても毎回が初めてということになります。そんなこともあって前田さんはその日に参加をしている方の様子を見ながら、「ここに興味を持っているなら、この話をしよう」ってその場で話を切り替えているんです!そうすると、「この会社なんか他とは違うな、面白い!」って興味を持ってくれて前のめりに話を聞いてくれるんです!そんなこともあり、前田さんと仕事をしていると、自分もそうでありたいなと思うようになりました。
ーーその想いは、圓陣に入社して生まれたのですか?
生まれたというよりかは、元々持っていた想いが圓陣に入社してより強くなっていったという感じですかね。大学生の時に教師を目指していた理由も、高校時代の生物の先生がとても面白い方で、自分もそんな先生になりたいと思ったからでした。そう考えると、今までもこれからも私にとって面白いことをしたいという想いは欠かせないのかもしれません。
ーー最後に、今後の目標を教えてください!
最終的な目標は、関西の採用を下村に任せる!と言っていただくことです!昨年は思うように進まない部分も多く、苦戦を強いられることもありました。今後は、もっと自分が引っ張っていけるようになりたいと思っています。その為に、今年一年で関西の採用スタイルを見つけていくことを目標にしています。
ーーその目標を達成するためには、どんなことが必要だと思いますか?
圓陣で働く人・圓陣の社風を色濃く伝えることが必要だと思います。なぜならば、私が担当をしている関西エリアでは地元志向の学生が多く、一緒に働く仲間や会社の雰囲気を気にされる方がいらっしゃるからです。その為、最近はイベントや説明会で圓陣の社員が写っている写真を沢山使ったり、社員から聞いたエピソードを具体的に話すようにしています。地域によってその特徴は変わってくると思いますが、学生が求めていることは何かということを常に考えながらこれからも学生と向き合っていきたいです。それがきっと、自分自身の面白いことに繋がっていると思います!
ーーインタビューありがとうございました!